\子育て世帯・若者世帯必見!/子育てエコホーム支援事業の補助金
物価が高騰し、さまざまな商品やサービスの値上げが続くなか、「家は建てたいけど将来が不安…」という声を耳にすることが増えました。
なかでも、これから生活費や学費など出費が続く子育て世帯や、貯蓄や収入に余裕の少ない若者夫婦世帯にとっては家づくりの資金は大きな負担になりがちです。
そこで今回は、子育て世帯・若者夫婦世帯にとって朗報となる補助金「子育てエコホーム支援事業」の話題をお届けします。
できるだけ分かりやすくご紹介するので、ぜひ参考にしていただき、夢のマイホームへの一歩を踏み出してください。
子育てエコホーム支援事業とは
子育てエコホーム支援事業とは、現在子育て中の世帯や未来の子育て世帯へ向けて、高い省エネ性能を持った新築住宅を建てられるよう支援する補助金制度です。
エネルギー価格も高騰するなか、その影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行うことで、2050年のカーボンニュートラルの実現を図ることが最大の目的です。
2022年、2023年にも同様の補助金制度がありましたが、今回の2024年版では昨年の補助金補正予算1,700億円に対して2,100億円へと大幅増額されました。
補助金を活用して省エネ性能の高い住宅を建てることができれば、将来にわたって光熱費を抑えることができるだけでなく、快適で健康的な生活にもつながるため、せっかく家を建てるのならぜひ活用したい制度です。
受給条件について
1.補助対象者
まずは、受給対象となる子育て世帯・若者世帯とは具体的にどのような方なのかをご紹介します。
- 子育て世帯
→申請時点において、子(令和5年4月1日時点で18歳未満の子)を有する世帯 - 若者夫婦世帯
→申請時点において、夫婦であり、令和5年4月1日時点で夫婦いずれかが39歳以下の世帯
次に、気になる補助額についてご紹介します。
2.補助額
- 長期優良住宅:1住戸につき100万円
▼長期優良住宅とは
長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅です。 長期優良住宅の建築及び維持保全の計画を作成し、所管行政庁に申請することで認定を受けることができます。 - ZEH住宅:1住戸につき80万円
▼ZEH住宅とは
net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、「エネルギー収支をゼロ以下にする家」という意味。つまり、家庭で使用するエネルギーと太陽光発電などで創るエネルギーをバランスして、年間のエネルギー消費量を実質的にゼロ以下にする家ということです。
なお、どちらの住宅も「市街化調整区域」かつ「土砂災害警戒区域または浸水想定区域(※)」に立地するものは補助額が半額になります。
※浸水想定区域とは
洪水浸水想定区域、または高潮浸水想定区域における浸水想定高さが3m以上の区域のこと。
浸水想定区域は下記のハザードマップで調べることができます。
【ハザードマップ】https://disaportal.gsi.go.jp/
補助金申請において注意するポイント
補助金を受け取るには、高い省エネ性能を備えた家を建てるだけでなく、それを証明する書類などをそろえた申請書類を期間内に提出する必要があります。
申請期間は予算がなくなり次第締め切りとなるため、早めに動いておくことがおすすめです。
ちなみに、前回2023年9月28日に予算上限に達していて、今回は2024年10月~11月頃に予算上限に達するのではないかと言われています。
<申請に必要なもの>
・長期優良住宅認定通知書や性能評価書などの書類
書類がすべて準備できるのは、間取りなどの打ち合わせがすべて完了し、自治体へ提出する建築確認申請の準備が完了してから。契約のタイミングとは異なるため注意が必要です。
<対象期間>
工事請負契約:契約日による制限はありません
着工:2023年11月2日以降に基礎工事完了後の工程(上棟)に着手するもの
申請期間:2024年3月中下旬~予算上限に達するまで
つまり、次の要件を満たしていれば、今回の子育てエコホーム支援事業の補助金を受け取ることができる可能性が充分にあります。
<補助金受給の対象となる要件>
・子育て世帯・若者夫婦世帯である
・長期優良住宅・ZEH住宅を建てる(現在建てている)
「自分たちは対象かも!」と思ったら、このチャンスを逃さないためにもお早目にご相談ください。
標準仕様で補助金受給の対象に!長期優良住宅の基準をクリアする棟匠の家
家づくりは一生に一度の大きな買い物だけに、資金の不安はつきものです。
だからこそ、補助金は賢く活用しなくてはもったいないですよね。
補助金をもらっても長期優良住宅やZEH住宅を建てるためにはその分コストがかかると思うかもしれませんが、棟匠の家は標準仕様で長期優良住宅の基準をクリアしているため特別なグレードアップは必要ありません。
認定のための手続き等もサポートしますので、お気軽にご相談ください。
真似したい・参考にしたい家づくりのヒントがいっぱいの、こちらのページもご覧ください。