【前編】徹底解説！棟匠ってどんな会社？
家は「一生に一度の買い物」と言われる大きな買い物です。だからこそ失敗や後悔はしたくないもの。そのためには、予算内で希望をしっかりと叶えてくれる住宅会社と家づくりをすることが重要です。
住宅会社とひとくちに言っても、総合展示場にモデルハウスのある全国展開のハウスメーカーから地場に根差した工務店までたくさんの会社があり、どの会社を選べばよいのか悩んでしまいますよね。
まずは予算と希望条件をご家族の中で整理し、良さそうと感じた会社へ相談してみましょう。各社とも強みや個性があり、「こんな家にしたい」と同じように希望を伝えても、性能、間取り、デザイン、コストなど提案されるプランは千差万別なので、その中から自分たちに合った会社を選ぶことが大切です。
今回は私たち棟匠がどんな会社なのか、どんな家をつくっていて、どんな強みがあるのかを前編・後編にわけてご紹介します。ぜひ、会社選びの参考にしてください。
１.「木」とともに歩んできた棟匠の歴史
はじまりは、木材をつくる製材業
棟匠のはじまりの地は茨城県常陸大宮市(旧美和村)です。茨城県と栃木県の県境に位置し、山に囲まれた自然豊かなこの場所で1946年に小さな木材製材とまきの生産販売をはじめました。木材を販売する会社はやがて、その木材を使って家を建てるようになり、1973年に株式会社棟匠を設立。地元に根差した地域密着の家づくりを大切に、地元産の木材をメインとした地産地消の家づくりに取り組んでいます。
グループ一貫体制での家づくり
棟匠の前身である製材部門は現在、常陸大宮市の工業団地に工場を構え、棟匠の家に使われる床材をはじめとしたさまざまな材料を製造しています。これにより、無垢の桧を使用したフローリングなど一般的に高級とされる材料もコスパ良く取り入れられるのがグループ体制の強みです。
製材部門の他にも、基礎工事や断熱工事、建て方や大工工事など家づくりの重要なパートを担う専門部署を社内に設け自社で施工することで安定した品質を確保。材料から、設計、施工、アフターメンテナンスまでグループ一貫で取り組んでいるのが棟匠の家づくりのおおきな特長です。
施工エリアについて
「地元」である茨城県では県内全域を施工エリアとし、水戸市、ひたちなか市、つくば市の３カ所に展示場・モデルハウスを構えています。また、お隣の栃木県でも宇都宮インターパーク内に展示場を構え、東部エリアでの施工に対応してます。
さらに、RC造が一般的な沖縄県でも2003年より木造住宅を手掛け、独自の外断熱工法と無垢の木で建てる快適で高性能な住宅を提供しています。
棟匠の歴史Point
- 製材会社にルーツを持つ地場工務店
- グループ創業70年以上、棟匠創業50年以上の伝統と実績を誇る
- グループ一貫体制の家づくりによって、安定した品質とコスパの良さを実現
２.棟匠の商品の特長とは
無垢材へのこだわり
製材業からスタートした会社の歴史から、棟匠では「木」とくに「無垢材」をふんだんに使った家づくりを得意としています。素足で過ごしたくなる床材の心地よさやデザイン、住まうほどに味わいが増す経年変化も魅力のひとつです。
健康住宅へのこだわり
棟匠のキャッチコピーは「健康を願う家族のために」。家は食事をして寝るだけの場所ではなく、家族が笑顔になれて心安らぐ時間を過ごせる場所であるべきとの考えから、棟匠は「健康住宅」にこだわっています。
健康住宅とは、VOC(揮発性有機化合物)を含む建材や接着剤など、健康に害を及ぼす可能性のある工業製品の使用を最小限に抑えた住宅のこと。家族にやさしい自然素材の家づくりを大切にするとともに、冬のヒートショックや夏の熱中症など温度による健康被害やストレスを軽減する空気環境を叶えるために高気密高断熱の外張り断熱工法と全館空調システムを標準仕様としています。
一品生産へのこだわり
ハウスメーカーによっては、無垢材の採用や全館空調システムなどの仕様がオプション対応となる会社もありますが、棟匠では1999年以来この「自然素材」「高気密高断熱」「全館空調システム」の３つを必ず採用した健康住宅しかつくらない一品生産主義をとっています。これは、建ててからお客様に後悔してほしくないという思いからうまれたポリシーです。
商品の特長Point
- 無垢の木を活かした家づくり
- 健康住宅しかつくらない一品生産主義
- 自然素材、高気密高断熱、全館空調システムが標準仕様
３.受賞歴と環境活動への取り組み
棟匠では早くから住宅性能や空気・温熱環境と家族の健康の関連性に注目し、人にも環境にもやさしい家づくりを追求してきました。
今でこそよく耳にするようになった「健康住宅」や、省エネ基準の改正によって注目が集まる「高気密高断熱」の家づくりにも2000年代以前より取り組んでいます。
さまざまな分野での受賞歴
棟匠の健康住宅は、木の良さや価値を再発見できる製品や取り組みを表彰する「ウッドデザイン賞」を受賞したほか、省エネやCO2削減等へ貢献する優れた住宅を表彰する「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」で優秀賞を受賞しました。また、グループ会社である製材会社「林産」で製材する「桁材」が茨城県優良木材展示会で農林水産大臣賞を受賞するなど、多方面で高い評価を得ています。
環境保護への取り組み
「木」で家を建てる棟匠では、木を植え、育て、地元の山や森を大切にするための「未来へ繋ぐ森づくり」活動にも力を注いでいます。2008年より毎年、地元・常陸大宮市で植樹や森の整備を実施するほか、SDGsをはじめとしたエコアクションにも取り組んでいます。
地域の未来への取り組み
未来を担う若い世代に生まれ故郷である地元を大切にしてほしいとの思いから、地元中学生の工場見学や職業体験なども積極的に実施しています。全国にチェーンするハウスメーカーのような知名度はなくとも、地元でコツコツと実績を重ねてきた棟匠は、経済産業省が選定する「地域未来牽引企業」にも選定されています。これは、地域経済への影響力や成長性などを考慮して選定されるもので、地域を元気にする会社として期待されている証です。
受賞歴、環境活動への取り組みPoint
- デザイン、性能、素材などさまざまな分野で受賞歴あり
- 地元企業として森づくりなどの活動へも取り組む
- 地域未来牽引企業に選定
後編は「棟匠のこだわり」を徹底解説！
前編は「棟匠はどういう会社なのか？」歴史や特長、取り組みを解説しました。いかがだったでしょうか？創業51周年を迎えた私たち棟匠の「今まで」をご覧いただけたかと思います。
後編は、ハウスメーカーや工務店選びにおいて最も気になるポイント「棟匠の間取り・デザイン・性能」を徹底解説します！ぜひ、ご覧ください
また、棟匠の住まいは実際にご覧いただくと、より快適さを実感いただけます。気になった方はモデルハウス見学がおすすめです。ぜひ、ご検討下さい！
YouTubeやInstagramでも家づくりの参考になる情報を配信中！
